山本美術館 > 特別企画展示 > 2009特別企画展・第3弾「広重が描いた長崎風景版画展」初代広重、二代広重、三代広重が描いた長崎に関した作品を展示。2009/06/29 – 2009/08/30

2009特別企画展・第3弾「広重が描いた長崎風景版画展」初代広重、二代広重、三代広重が描いた長崎に関した作品を展示。2009/06/29 – 2009/08/30

2009-06-29

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山本美術館では、2009年特別企画展第3弾として、「広重が描いた長崎風景版画展」を6月30日(火)~8月30日(日)の期間開催いたします。

初代広重(1797年~1858年)、二代広重(1826年~1869年)、三代広重(1842~1894年)が描いた長崎にちなんだ作品12点余りの展示です。

初代広重は、旅の写生を描いた名作「東海道五十三次」で好評を得て、その後、各地の名所絵や街道絵など数多くの作品を残しています。風景画家として世界的に評価が高く、北斎と共に幕末の二大巨匠とも呼ばれています。

二代広重は初代広重の養女の婿で、初代の画風を模して風景画や美人画を描きました。しかし、養女と離別し師の家を出た後には喜斎立祥と改名し、横浜で輸出用茶箱のラベル絵をたくさん描き、茶箱広重とも言われました。

三代広重は初代広重の弟子で、二代広重が師家より去った後に広重の養女へ入婿します。東京名所や諸国物産など文明開化の変わり行く時代を数多く描き、開化絵の旗手などとも呼ばれています。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

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