山本美術館 > ブログ > 私の伯父

私の伯父

2008-01-21

祖母の三回忌で、石川県から母の長兄(私の伯父さん)が来崎しました。前回は自家用車を運転して来ましたが、今回は列車を利用しての訪問です。

この伯父は、私が小さい頃に熊本市から石川県加賀市に引越しをされたので、その後はなかなか会う機会がありませんでした。しかし、祖母が2年前に亡くなり、その法要等で来崎する機会が度々できました。祖母が亡くなったことは悲しいことですが、90歳まで生きての大往生でしたので、私が祖母の法要等で来崎する伯父と会えるのを喜んでも、天国の祖母も微笑ましく思っているものと思います。

私は、親戚の中でもこの伯父とお話をするのが大好きです。伯父はテレビのクイズ番組にたくさん出場した経験があり、某クイズ番組では優勝をして、その後の優勝した人たちを集めたグランプリ戦でもチャンピオンになり、また「クイズ タイムショック」というTV番組の問題作成にまで関わったことがあるという博識豊富な人です。定年後も、頭が呆けないようにと最近は「数独パズル」という数学の問題に取り組んでいるそうです。また、登山が趣味で国内外の山々に出かけたり、旅行にもあちこち出かけています。昨年は、ニュージーランドと息子(私の従姉弟)が住んでいるアメリカへ、その足を伸ばしてカナダまで行ったそうです。今年は登山仲間たちと近々、八重山諸島、カムチャッカ半島の登山に出かけるとのことです。伯父は、これらの山や旅先で撮影した写真等を時系列的に整理まとめて、自分で作成した「加賀ハイキングクラブ」というホームページに掲載しています。

声の大きな伯父が我が家に来ると、隣の美術館へもきちんと入館料を払って展示を観てくれます。私はこの時とばかり、パソコンのあれこれを教えてもらいます。今回はパソコンの大掃除(不要なソフト等の削除)とウイルスチェックをしてもらいました。初めて、パソコンの整理整頓ができてすっきりしました。

伯父は現在70歳を超えていますが、パソコンは独学でマスターし、最近はmixiを始めたそうです。顔は祖母や母と良く似ています。座右の名は「やらなければならないことはやる、やってもやらなくても同じことはやらない」という、何事にも捌けた人です。

左から、母の次兄、母の長兄、母。 兄妹良く似ている

両親、妹夫婦、従兄弟、伯父二人