オランダ旅行記-(14) デルフト=フェルメールの街
2010-01-20
デルフトはまた、フェルメールが生涯を過ごした街としても知られ、彼の名作「デルフトの眺望」は故郷の美しい風景を描いたものです。
マルクト広場前にある新教会はゴシック様式の荘厳な佇まいで、109mもある鐘楼がひと際目を引きます。教会内は独特のアーチ形天井や窓枠で飾られてあり、以前絵画で見たデルフトらしさを感じました。
近くにある旧教会は200年もの歳月をかけて建築されたもので、どっしりとした外観に素晴らしいステンドグラスや珍しい大きなひさしのついた木製の説教台、通路にはフェルメールの墓標がありました。
デルフトは、一言で言うと「フェルメールの街」。運河の水面ぎりぎりに家々が立ち並び、歩道の各所にはフェルメール作品をキューブ型にアレンジした作品説明板があり、フェルメールを随所で体感できました。
新教会
新教会の内部
旧教会(左手の建物)
旧教会のステンドグラス
フェルメールの墓標
キューブ型の説明板