朝一番の唐比ハス園
2010-07-06
当美術館からジャガイモ畑の中を走る251号線を車で5分程下ると、諫早市森山湿地公園の唐比ハス園があります。近くに住んでいながら一度も出かけたことがなかったので、今が一番の見頃との情報に開館前の今朝、張り切って行ってきました。
約2haのハス池にピンク色の「誠蓮」や白色の「真如蓮」など13種類ものハスや睡蓮の大輪の花が咲いていて、ハス池の真ん中に架かる散策用の木道があるので間近で鑑賞することができました。
蓮は仏教と深く関わりのある花で、泥からすーと生えた蓮の花は泥に染まらず気高く清らかに美しい花を咲かせ、大きく広がる葉には水滴を付けて凛としています。これは俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴として捉えられえ、仏教の教えのシンボルとなり、蓮の池は極楽浄土を連想させます。
早朝の澄んだ空気と美しい蓮の花を満喫して、清々しくもあり心が浄化される思いでした。
唐比の蓮は10月まで楽しめるとのことです。
ハス池の様子
大輪の花を咲かせた「誠蓮」
蕾も美しい「誠蓮」