山口修・純子コンサート2013
2013-05-01
4月25日(木)19時から長崎市の市民会館で公演された「山口修・純子コンサート2013」に、中学生の姪と出かけました。久々にお会いする小﨑侃先生ご夫妻の隣席に座り、近況を語り合いながら開演を待ちます。
第1部、修さんのソロ演奏から幕が開きました。M.ラベル作曲の「亡き王女の為のパバーヌ」など、まるで物語が見えてくるかのように深く切なく、温かく包み込んでくれる演奏でした。そして、お待ちかねの純子さんの登場で、武満徹作曲の「小さなそら」など三曲を、美しいソプラノの歌声で聴かせてくれます。
第2部では、修さんのスタンダードナンバーでギターの名曲「アストリアス」や「スペイン舞曲第5番」など、心に響く演奏を堪能しました。それから、昭和の良き時代を懐かしんでほしいと、歌とギターで中村八大作曲の「地球の子どもの子守唄~のんのさま」「生きるものの歌」などが演奏されました。純子さんは昭和らしさを醸し出すために若い頃のドレスの裾を膝下で切り、余った布切れでパンプスのリボンを手作りしたと、MCが上手な修さんから紹介がありました。
アンコールでは、歌とギターの「夢で逢いましょう」、ギターソロで編曲「さくら」。たっぷり2時間のコンサートは、心いっぱい優しくなれた気分で、姪もとても喜んで帰っていきました。(N)
第1部の山口修さんと純子さん
第2部の山口修さんと純子さん