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ハウステンボス ギヤマンミュージアム

2013-12-27

ハウステンボスのアムステルダム広場にあるガラスの美術館「ギヤマンミュージアム」で、世界各国から集めたガラス工芸品を鑑賞しました。

展示室の2階にはヨーロッパのガラス類が技法別に展示してあり、エナメル彩やカットガラス、オパールグラスにラスターグラスなどが並んでいました。また、ドイツのヴァイセンシュタイン城の応接室をモデルにした鏡の間には150枚の鏡の壁に青と透明のヴェネチアングラス71点が、ドイツのポツダムにある世界遺産サンスーシ宮殿のティールームをモチーフにした黄金の間はロココ調の豪華な部屋に黄金と赤のグラスが輝きを放っていました。

2階から3階に続くホールの吹き抜け天井には、1840年にフランスで作られた3.5メートルもあるクリスタルのシャンデリアが幻想的に輝いていて、鑑賞者の感動の声が響いていました。

3階は教会風の内装の照明を落とした室内に並んだガレやルネ・ラリックの作品や、オランダ、フランス、イタリアなどの花瓶やリキュールセットなどに各々スポットが当たり浮かんで見える演出で幻想的でした。

彩色鮮やかで繊細なカットが施された煌びやかな輝きを持つたくさんのガラス工芸品を、楽しく鑑賞できました。(N)

1388108173_IMG0983-1黄金の間

1388108173_IMG0997-1シャンデリア