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映画鑑賞

2015-04-22

先日、封切りを待ち望んでいたシリーズの最新作「ワイルドスピード SKY MISSION」を観ました。

日曜日雨日和の午後ということで、上映館がある長崎アミュプラザは施設内の駐車場へ入る車の列が市道まで溢れていて、このまま後ろに並んだらとても上映開始時間には間に合わないと思い、近くの民間駐車場へ車を止めて、やや横殴りに降る雨の中を、膝が痛む足を引きずりながら歩く家内とともに急ぎ足で駆けつけました。

今作は、冒頭の夜の連邦捜査局オフィス内でのFBI特別捜査官(ドウェン・ジョンソン)と、オフィス内に侵入し彼のパソコンから情報を盗んでいた謎の男(ジェイソン・ステイサム 元英国特殊部隊員)の格闘対決から、この映画が遺作となったメイン主人公の一人(ポール・ウォーカー)が谷底へ落ちようとする大型バスから味方の車へ大ジャンプして脱出するシーンや敵の一人である武術の達人とこのバスの車内やビル内で戦う場面、主人公たち(グループ5人)がそれぞれ改造された別々の車に乗り輸送機から車ごと山道へスカイダイビングする奇想天外なシーンと、その後に敵一味や謎の男と繰り広げる山岳地帯でのカーチェイス、また主人公二人が世界に数台しかないスーパーカーでドバイの超高層ビルの窓を突き破り隣の超高層ビルに大ジャンプして突進するシーン、そしてクライマックスのロス市街での敵の武装ヘリや殺人マシン無人機とサブ主人公たちの車との攻防シーン、それにもう一人のメイン主人公(ヴィン・ディーゼル)とシリーズ最強の敵である元英国特殊部隊員との肉弾バトルなど、息もつかせぬ度肝を抜くアクションの連続でした。

ラストシーンは、映画の撮影中、私的な交通事故に遭い40歳の若さでファンの前から去ってしまったポール・ウォーカー(ブライアン・オコナー役)を偲ぶシリーズ7作中の集大成的な別れのシーンで、涙がこみ上げてきました。

一年ぶりくらいに劇場の大型スクリーンを楽しんだ家内は、足の痛みも忘れて、「若い頃みたいに、入れ替えなしで続けて観られたら、もう一度観たいね」と言っていました。久しぶりの気分転換でした。

 

「ワイルド・スピード SKY MISSION」パンフ

「ワイルド・スピード SKY MISSION」パンフ