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両親の上京-美術館巡り(2)

2008-10-15

2日目の土曜日はまず上野(公園)に出かけ、東京都美術館で「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」を、東京藝術大学大学美術館で「線の巨匠たち-アムステルダム歴史博物館所蔵 素描・版画展」を観て、その後大学構内の樹齢何百年になろうかという立派な小雨に濡れる木々を背景に記念撮影したそうです。それから、国立西洋美術館の「ブィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」を鑑賞したとのことですが、絵の雰囲気もあってか何か疲れがドッときて、その後に予定していた東京国立博物館は取り止めたとのことです。 そして、遅めの昼食をはさんで古書街を散策し、東京八重洲の大丸百貨店へ移動して「印象派の巨匠 ピサロ展」を観ました。 四つの美術展を廻ると、さすがに眼も頭も脚もくたくたに疲れてしまったそうですが、ホテルに帰って一息して夕食を済ませた後は、またまたホテル隣接の映画館に出かけスパイコメディー映画に笑い転げたそうです。

3日目には、原宿の太田記念美術館で「国貞・国芳・広重とその時代-幕末歌川派の栄華」と、丸の内の出光美術館「出光コレクションによる 近代日本の巨匠たち」に出かけて、夕方の飛行機で帰ってきました。 両親揃っての東京行きは1年ぶりのことでしたが、一つ歳を重ねた両親は昨年より疲労感が酷いとぼやきながら、数冊の図録と共に楽しかったたくさんのお土産話を聞かせてくれました。

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