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樂美術館 「光悦ふり 光悦名碗と様式の展開」展

2015-12-07

京都の二日目は、六角堂と金閣寺を観光した後、樂美術館へ向かいました。樂美術館は今回の旅行で一番楽しみにしていた場所です。

金閣寺の賑やかさとは打って変わってほとんど来館者のいない、しんと静まり返った館内でゆっくりと鑑賞する「光悦ふり 光悦名碗と様式の展開」(~12月23日)は、本阿弥光悦の樂茶碗を始め、光悦に影響を受けた表千家六代覚々斎、薮内家五代竹心、久田宗全、川喜田半泥子などの作品が展示されていました。

楽焼の名碗の数々をしばしうっとりと眺めながら侘び寂びの世界をしっかりと堪能しました。日本人で良かったと思う瞬間です。

茶の湯が始まって430年余りの歴史ある楽焼についての歴史を知るために。樂美術館が監修した定本「樂歴代」を購入しました。少しずつ読み進めています。 (N)

 

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