山本美術館 > ブログ > 筍と蕁麻疹

筍と蕁麻疹

2016-04-20

私は小さい頃から蕎麦、生の鯖、筍と三つの食品に食べ物アレルギーがあって、どれも2、3年前までは食べられませんでした。

筍は中学生の頃、夕食で食べた筍料理がとても美味しくてお腹いっぱいになるほど食べたらその夜中、身体の腕とかお腹とかの柔らかい部分に蚊に刺された跡のような蕁麻疹がたくさん出ました。それが筍アレルギーだと分かり、その後は筍料理を作ることはあっても、自分では味見もしないで食卓に並べていました。

しかし、もともと筍は好きな方で美味しさも分かっていたので、昨年の春に恐る恐る少し食べてみると不思議なことに蕁麻疹は出ませんでした。そして今年になり、咳が止まらず呼吸器内科の診察を受けた際に食べ物アレルギーの検査をしてみると、数値がアレルギー反応に対するギリギリの値まで落ちていました。

そのようなことで、今は筍も食べられるようになりました。毎年、この時期になると義弟の実家からたくさんの筍を頂きます。若竹煮にしたり、豚肉とお味噌で炒めたり、炊き込みご飯を作ったりして旬の味覚を楽しんでいます。(N)

 

KIMG2850

柔らかくて美味しい筍