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「篤姫」最終回

2008-12-14

NHK大河ドラマ「篤姫」の最終回の放映がありました。私は、母が“面白いから観てみて”と何度も勧めるものですから、放映も後半に入った夏頃から観始めました。日本中に篤姫ブームを巻き起こしたように、私も回を重ねるごとに物語の展開に引き込まれていきました。

幕末から明治へと大きく変動した時代を生きた一人の女性「篤姫」の生涯を描いたこのドラマは、宮尾登美子原作はもちろん、テンポの良い脚本も面白く、また篤姫や小松帯刀役等のキャストの演技の素晴らしさも光っていました。

篤姫の故郷である鹿児島は、同郷である橋口五葉をテーマとした卒論の関係で数年前に訪問した折り、島津家資料館「尚古集成館」や別邸「仙厳園」などを観光したことがあります。今回の放映に先立って篤姫館も開館し、鹿児島篤姫ゆかりの地には観光客が沢山訪れたと聞きます。

篤姫のように芯のしっかりとした前向きな女性に憧れますし、篤姫の最後の言葉のように私も「天命を全うした人生だった」と言える生涯をおくりたいと大きく思いました。