夏模様のいけばな
2016-07-10
先週はグラジオラスの一種活け、今週はヒマとアレカ椰子とリンドウの三種活けで、活け花もぐっと夏らしくカラフルなものになりました。
池坊華道では特別の決まり事がある活け方の花が幾つもありますが、グラジオラスもその一つです。が、菖蒲やカキツバタのように伝書に載っている花よりは易しく、葉の組み方も長さを調節するくらいで割と簡単に活けることができます。
ヒマはひまし油が取れる植物で、茎の色が独特の赤色なのでそれだけでも南国をイメージさせますが、それに大きな葉のアレカ椰子とリンドウを組み合わせて、より南国風のいけばなになりました。
梅雨の終わりを感じさせてくれます。(N)