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私の名前

2009-01-15

私の名前の「直希」は、両親が素直に希望を持って生きて欲しいとの願いを込めてつけた名前とのことで、私自身もとても気に入っています。 しかし、表記の漢字は違うけれど読みが同じ「なおき」はよく男性の名前に用いられているため、子供の頃に名前を呼ばれる場面では「直希君」と言われることがほとんどで、それが嫌いでした。

時代によって名前にも流行があり、私たちの時代の女性は「幸」「美」「恵」などが多く付けられていたようです。一方、今の子供たちの名前はとても凝っているものが多くて、ぱっと見てすらっと読めない名前が増えているように思います。発音する時や読む時の響きを重視し、字画が多くてもあえてその漢字を選ぶ人(親)が多いと言われています。

話題となった「悪魔」ちゃんの例もありますが、名前はその人物を印象づける大事な要素のひとつで、とても重要だと思います。

2005年から時代に合わせた常用漢字の見直しがあって、名前に使用できる人名用漢字は現在では2811字に及んでいます。All Aboutによると、2008年の赤ちゃんの名付けに使った漢字の1位は「優」、2位は「愛」、3位以降「梢」「音」「美」と続くそうです。