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ヒイラギの花

2007-12-02

今年も師走を迎え、風も本格的な冬の冷たさになりました。美術館前のヒイラギの木が、冷たい風の中で白くて小さな可愛い花を咲かせ始めています。

この木は1年前に、植木職人の方に千々石町の庭から移植してもらったものです。父が約30年前に、「魔除け」にとガーデンショップから買ってきて植えていたもので、現在では、私の身長(175cm)以上の高さになっています。

ヒイラギは、葉の周りの棘が刺さるとズキズキするほど痛むという意味の古語である「ひひらく、ひいらぐ」に由来すると言われています。

このヒイラギの木が、いつまでも美術館とこの地を守ってくれるように期待しております。