山本美術館

飾り台

先日、大工業の友人から“美術館で何か飾ったらと思い、作ってみたが・・・”と、栴檀(せんだん)の木を使った手製の飾り台を頂きました。

木目が美しい栴檀の天板の厚さは7cm、幅30cm、長さが90cm余り、全体の高さが60cmで、大人が2、3人乗っても丈夫で立派な仕立てです。今その台を目の前にして、親娘三人、さて何を飾ったが一番ふさわしいかと思案中です。

ところで、先々週くらいから庭木のキンモクセイの花が咲き始め、辺りに甘い香りを漂わせていましたが、今年は花が少なめで既に小さな花びらは枯れて散ってしまいました。

剪定の時期や刈りこみ具合は例年のように行いましたが、また香りはいつもより強力に感じられましたが、当然、花が少ない分香りは長く続きませんでした。柿やミカンなど自然の果物や作物には実が良く生る表年とあまり生らない裏年があるように、庭木の花が咲くのにも表年と裏年があるのでしょうか。それとも、今夏の長く続いた猛暑の影響でしょうか、よく分かりません。