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秋のお寺参り

2019-10-25

昨日午前中は、「秋の永代経法座」へお参りしました。今年は23日から26日までの4日間のお勤めとなっていて、講師(お客僧)は奈良県からお見えの本願寺布教使養成課程専任講師のお坊さんでした。

お勤めのお経は浄土三部経の一つである「観無量寿経」です。このお経は、いつもお寺参りの時に持参している通称(表紙が赤いから) “赤本”と言われている経本には掲載がありません。従って、私は初めて(?) 聴くことになり、隣同士になった同級生の女性に見せてもらいながらお勤めしました。

教えの中によく理解できないところもありましたが、死んだらお終いではなくて、自力の心を捨て、念仏一つで往生せしめられる阿弥陀仏の他力の本願を信じる心を持ちながら生きなさい(要旨)と説かれました。

今月の法語カレンダーは、『「信心」というは すなわち本願力回向の 信心なり』、英語で「Shinjin is the entrusting heart that is directed to beings through the power of the Primal Vow.」(『顕浄土真実教行証文類』「信巻」)となっています。