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アルプスの少女ハイジ

2019-11-01

今日から11月。秋の深まりを感じる過ごしやすい季節となりました。

先日、古い本の整理をしていた母が、これだけは思い出がたくさんあって捨てられなかったと見せに来たのが「アルプスの少女ハイジ」の本です。

姉と私が幼少時代に大好きだった物語で、ボロボロになるまで何度も何度も読み返しました。補正したガムテープもカラカラに乾き剥げかかっている本ですが、ぺージをめくり、またまた懐かしく読み終えました。

私たち姉妹が両親に連れられ初めて映画館のスクリーンで見た映画も「アルプスの少女ハイジ」でした。当時、私は2才か3才の頃なので朧げにしか記憶がないのですが、最初は薄暗い映画館の中が怖くて父の膝元に抱きついたこと、ハイジの声が館内に大きく響き渡っていたことなど、ほんの少しだけ断片的に覚えています。

ハイジは大人になった今でも感動の物語で、私たちの後に生まれた妹と亡くなった弟までも大ファンになり、幼い子どもの頃の思い出が蘇ってきました。(N)

 

 

11月です。

早や、11月となりました。

月が替わるごとに時の流れの早さを感じざるを得ませんが、先月は日毎のスケジュールはいつもの月と同様みたいでしたが、特に早く過ぎたようです。6回目の年男の期間も、残すところ2ヶ月となりました。

午前中は月初め恒例の仏教老人大学へ出席し、お寺参りを済ませてきました。シンボルである400年を超える山門の2本の大銀杏の木は、今朝も紅葉した葉を覆いながら堂々として佇み、私を優しく迎えてくれました。

今月の法語カレンダーは「真の知識にあうことは かたきがなかに なおかたし」、英語では「To encounter a true teacher is difficult even among difficult things.」(出典 : 親鸞聖人著書「高僧和讃」)と表記してあります。