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2020年の幕開け

2020-01-01

新年おめでとうございます。

美術館前のコナラの木は毎年、秋から冬にかけて紅葉した葉が散らずにいつまでも残り、春が訪れる3月から4月にかけ新緑の葉が萌え出すのと入れ替わるように古い葉が落ちていました。

それを見ながら、家族でよく「大概の山木は落葉した後に新芽(葉)が吹いてくるのに、この木は変わっていて珍しいね」等と話し、また冬場にご来館の方々にはいつも「この木は枯れているのですか」と尋ねられていました。それが、今季は既に秋口から紅葉した葉が順に散り始めてきて、今は枝に残っている枯葉も少なくなっています。木を植えて14、5年になりますが、初めてのことです。この現象は、年々進む地球温暖化による気候変動の影響ではないだろうか、と思ったりしています。

地球環境問題では昨年、スウェーデンの高校生環境活動家のグレタさんが世界的に知られるようになり、その活動については賛否両論ありますが、日本の小泉進次郎環境大臣にもその結婚や異性交遊や政治資金の使い方等が話題になるようなことではなく、パリ協定から離脱したアメリカのトランプ大統領にも臆せず文句の一つも言えるような政治家になって欲しいものですが、この人気政治家も段々と地が見えてきているようです。

どうか、2020年のオリンピックイヤーが、大きく世界的に良い年でありますように。

 

2020年元旦