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立て続きの訃報

2020-05-07

この連休中、中学校の同窓生3人の訃報が続いて届きました。

一人は大阪市内在住の女性、一人は愛知県常滑市に住む男性、そしてもう一人は地元の男性です。大阪の彼女は4月半ばに、常滑の彼は同月末に旅立っていて、地元の彼は今月初めに亡くなりました。それぞれ持病があったということですが、まだ70前半で悲しい知らせです。

地元の同級生の、地元斎場で行われたお通夜にお参りしましたが、斎場では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、万全の3密対策が採られていました。

入口では手指の消毒、マスク着用は勿論、県外からお参りの人は斎場の受付で受付を済ませたら会場内には入らないでそのままお帰りを促すような貼紙がしてあり、ここまでやらないとだめかと少し驚きました。また、地元の者でも祭壇前でお参りが済んだら、お寺さんの通夜のお勤めには参列せずそのまま帰るような案内です。また焼香台前にはいつもは参列者用に100脚以上の椅子が並んでいますが、今の時期、家族と身近な関係者のみの椅子が20脚ほど間隔を大きく取って並べてありました。

この新型コロナウイルスは、私たちが暮らす地方のお通夜や葬儀の形までも変えようとしています。日本政府の国民に対する外出自粛と事業者に休業要請するだけで後手後手の補償対策や、先日の具体的な解除指針のない緊急事態宣言延長等に怒りを抱きながらも、コロナ禍の一日も早い収束が待たれます。