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叔父の七回忌

2020-07-25

20年近く前、私が個人美術館建設の夢を語った時、病床の中から「男なら、やってみれ !!・・・」と私の背中を力強く後押し励ましてくれた叔父の七回忌を夕方、山本家の本家で営みました。

法事はコロナ禍の下、県内の地元に住む甥姪たち7名だけで本家に集まり、お寺さんにお経を上げてもらいました。本家は生涯を独身で通した叔父が守っていましたが、叔父亡き後は空き家となり、何か本家に関わる用件の際には甥姪の私たちが協力して当たってきていますが、私たちも全員が60歳、70歳を超えてきて、七回忌は老々供養(?)となりました。

叔父の遺影を見ながら「これからも13年忌、17年忌と続くが何時まで私たちができるだろうか」、「それぞれの子供たちに本家を守れとか、墓を守っていってくれとか言うのは酷なことだろうな」、「これからの世代、身内はともかく、親戚とか従弟とかの関係もだんだん薄れていくのだろうな」等とぼんやり頭に浮かべながら、お坊さんのお経を聞いていました。

今回は全員マスク姿でお参りし、またお経後の会食は取り止めて、準備していたお弁当は各々持ち帰ることにしました。

 

      (ネット写真より)