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お月さん、こんばんは。

2020-10-03

十五夜から一日過ぎた昨夜の月も東の空に見事に煌々と輝いて上り、明け方は美しい輝きのまま西空にありました。

美術館の屋根越しに撮った写真では肝心のお月さんはよく写っていないですが、秋の澄み渡った夜空に浮かぶ月を眺めていると、嫌なことはみんな忘れて(と言っても、今はあまり嫌なことは考えないようにしており、何が嫌なのかよく分かりませんが) 気持ちが穏やかに落ち着いてきます。古代の日本人たちは、一年中で最も空気が澄み渡る時期に‟お月見”という良い習慣をつくり残して、コロナ禍で苦しむ今の私たちにもひと時の安らぎを与えてくれています。また、十五夜に次いで美しい月と言われている十三夜も今月末には見られます。

また、昨夜は陸上の日本選手権TV中継で男子100メートル決勝を視て、来シーズンには日本人選手の9秒台決着が当たり前になってくるのではないかという期待が湧いてきています。