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セイタカアワダチソウ

2020-11-07

先日は、セイタカアワダチソウで危機一髪(?) のところでした。

美術館敷地と隣り合わせの土地の雑草が生い茂ってきて、管理する人がいないので、他所の土地を勝手にいつも余計なお世話と思いながらも一日がかりで刈り込みました。

今の時期、何時の間に増えたのか私の背丈以上に伸びたセイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせて他の雑草とともに乱立しているのが目立ってきています。それらを草刈り鎌を用いてガマ苦しく刈り込み、また小さな雑木などは手引き鋸などを使って切り取り作業を進めました。

お昼になり、食事のため顔や手洗いをしていると左目の下と顎の下が何かしらむず痒く感じ鏡でよく見てみると、その辺りがハゼ負けみたいに少し炎症を起こし赤くなっています。ハゼの木は無かったみたいけど何かなと考え、若しかしたらセイタカアワダチソウか(?) と、そういえば作業中に花が顔や首に触れたのを思いだし、この草には毒があるということをすっかり忘れていました。早速、擦り傷や切り傷、痒みなどに効く常備の特効薬(?) “雪の元”を塗っていたら、幸い大事に至らずに済みました。

セイタカアワダチソウは繁殖力の強い植物で、学術的にはもともと毒はなく花は入浴剤にも使えるそうですが、花粉には負ける者も多いようで注意が必要です。

 

 

    (ネット写真より)