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歳を考える出来事

2020-12-13

私たちの年齢72、3歳になると、大方の者が身体の内外あちらこちらにいろいろと不具合を抱えるようになり、それらと付き合いながらの生活というのがある程度当たり前となってきています。

常日頃、ここ美術館のあいの丘では国道を走る救急車のサイレンの音がよく聞こえてきます。先日は、同級生の一人が心筋梗塞を起こして救急車で運ばれ緊急入院したと聞き、まさか身近な者にそういうことが起きるとはびっくりショックでした。幸い、手当てが早くて大事には至らず退院も間近と聞いて安心していますが、何事にも几帳面で頑張り屋の彼は、その前日頃にはいろいろのことで身体的な無理が相当重なっていたとのことです。

私も夏の暑い最中に庭木の剪定作業などをしている時に疲労から頭がボーッとなり、これ以上続けると多分熱中症になるのだろうなと感じることがたびたびあり、そんな時は直ぐ作業を中止してはいますが・・・。家内からも毎回、もう歳を考えて水をよく飲んで無理をしないようにと注意されつつも、何時もついつい頑張り過ぎてしまいます。これが、自分で判断できるうちは良いのでしょうが、歳とともにだんだん判断力も鈍ってくるでしょうし、改めて “自分で思う以上に身体的機能は疲弊しているようで、何事にも、もう無理は禁物” と心する出来事でした。