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桜の活け花

2021-02-17

先日の池坊の稽古では啓翁桜と百合とオキナワシャガの生花(しょうか)新風体を活けました。

が、稽古している間と活け終わってからも何か花材の組み合わせに今一つしっくりしなかったので、美術館に帰つてからは桜と前回活けた小菊の残りを使い、サロンのカウンターに置ける低めの活け花に変えました。

啓翁桜は花が小さく枝もしなやかでとても愛らしく美しい桜です。活け花をご覧になったお客様からは「早いお花見ができました!」と言葉をかけて頂いたりしています。今日は冷え込みが厳しく小雪もチラチラ舞っていますが、春がすぐそこまで来ているのを感じさせてくれます。(N)