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桃の節句と白酒

2021-03-03

また冷えてきて強風が吹いています。今日はひな祭り、桃の節句です。

1月下旬に長女一家が墓参に来た時、お取り寄せの「白酒」をお土産に戴いて、私にとっては珍しく今日まで封を切らずにとっていました。

私の頭では白酒と甘酒が同じ物になっていて、よくよくこの瓶のラベルを見たら「リキュール アルコール分7度 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、本みりん 内容量180ml」と記してあり、しっかりとしたお酒です。

これまで、他のアルコール類と一緒に飲んでいたのでこの白酒で酔った意識がなく、いつも甘酒と勘違いして飲んでいたようです。小さな箱の中には、製造販売元の「むかしの白酒売出しの口上書」が入っていて、その裏面には「江戸名所図會巻の一 所載」として、賑やかな江戸の町で白酒を商っている図が描いてあります。

以前からこの時期、白酒は何度も戴きながらこの口上書にはあまり気づかず恥ずかしくなります。今はアルコールを控えているので、今夜の夕飯時には厄を払うだけの試飲(?) で済ませようと思っています。感謝 !!

 

(表面)                                 (裏面)