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茶道の稽古

2021-06-05

先月最終休館日の午後は、茶道の稽古へ出かけました。

5月から茶道の世界も季節が移り「風炉」のお点前に変わりますが、今回は「長板二つ置 薄茶点前」の稽古でした。

炉と風炉では大きく柄杓の扱いが違います。置き柄杓、引き柄杓、切り柄杓の作法は好きで覚えていましたが、より手元が優雅に美しく見えるように何度か練習し、拝見、水継ぎまでのフルのお点前を2回繰り返し、その間、お正客や次客の役もしてお菓子とお点前を頂戴しました。

時間が余ったので、簡単な千歳盆点前を1回行いました。事前に帛紗を腰に付けてお道具を運ぶ初級のお点前ですが、同じく初級の盆略点前と違う点もあるので、時々はしたほうが良さそうです。

稽古の後は先生お手製のビワゼリーをご馳走になり、お陰でマンツーマンで2時間半の普段よりゆっくりと充実した時間を過ごしました。(N)