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6月の茶道の稽古

2021-06-15

蒸し暑さが増した昨日の午後は、茶道のお稽古でした。

前回の稽古時に先生からお願いがあった裏千家歴代宗匠の読み方(フリガナ)を記入した一覧表を作製して持参しました。500年近く前に始まった裏千家は現在十六代目ですが、茶杓の拝見時に歴代宗匠の名前を「お名」に用いるので、少しずつ覚えてみようと思います。

お茶室に入ると床の間には七夕の掛け軸、ムクゲの茶花が飾ってあり涼しさを感じました。

水指は汲古窯(唐津焼)のもので、先生が茶道の先生と唐津へ行かけた時に「これは買っておきなさい」と言われて購入したものだそうで、現役を退いた今は手が出ないから買っていて良かったと話されていました。釉薬の流れが素敵な水指です。

風炉に変わって2か月目、お稽古は「更好棚」の薄茶のお点前でした。棚の種類もたくさんあり風炉でしか使わない棚もあるそうで、風炉の棚点前を解説してある教本を2冊お借りしました。また、帰りには野菜のお土産をたくさん頂き、今月の習い学ぶ楽しい稽古が終わりました。(N)