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水引結び

2021-10-31

お正月飾りの作製を続けていますが、装飾に使う水引の大部分は手作りしています。

特に習った訳ではないですが、画像や祝儀袋についた水引飾りを見て、見様見真似でスタートしました。

数年間は、お祝いに華を贈るという意味や、結び目が簡単に解け何度も結び直せるので繰り返したいとの願いを込めた「花結び」や、結び目が複雑に絡み合い容易には解けない意味合いや、この輪の部分が太古より大変おめでたいものとされてきた鮑に似ていることから名前が付いたと言われる「あわじ結び」を作っていました。

今年は「梅結び」にも挑戦し、やっと時間をかけずに作る事ができるようになりました。梅の花は昔から縁起の良いものとされ、丸い形も可愛いので、お正月飾りのアクセントにぴったりです。

プロの水引細工職人の様なわけにはいきませんが、今は水引の色も様々あるので組み合わせを考えるのが楽しく、習得できて得した気分になっています。(N)

 

梅結びの水引飾り