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11月の茶道稽古

2021-11-23

11月から茶道でも冬の季節となり、お茶室の炉が切ってありすっきりした印象です。

濃茶の運び点前のお稽古から始めました。唐津焼の水指に黒楽茶碗、お茶は日向屋の玉昔が口切されていました。久しぶりの炉の濃茶点前は、袱紗や仕覆のさばき方、茶の練り方など基本を思い出しながら二度通し稽古を行いました。先生と一対一のお稽古ですので、練習で点てたお茶はお客様の役もして自服で頂きます。濃茶も久しぶりに口にしましたが、とても美味しく味わいました。

そして炉の基本である薄茶の平点前の稽古です。濃茶点前をした後で、とても簡単に感じながらスイスイと手が進みました。今回は休憩をはさまず3時間近いお稽古となりましたが、充実の時間を過ごしました。(N)