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毎日を楽しく、々。

2022-01-07

この年末年始の休みは楽しいことが凝縮してありました。

まずは、我らが‟千葉ちゃん”についての本「侍役者道 ~我が息子たちへ~」(千葉真一著 双葉社発行)を読み終えました。

次に近年では珍しく、元旦早々に三女の車の買い替えに付いて(と言うより、案内して)クルマ屋さんの新春セールへ出かけました。また、2、3日は一泊した小学生の孫たちが駐車場や庭を元気に駆け回って遊ぶ姿を見て、4日と5日の夜は好きなプロレスのライブ中継放映を楽しみました。

千葉真一の本を読んで意外に感じたのは、思ったより良い意味での「役者バカ」ということです。テレビ番組のヒーロー物「新 七色仮面」や「アラーの使者」を経て、同じく「キイハンター」でテレビ界の常識を変えた命がけのアクションで全国的な人気を確立。東映の映画では「仁義なき戦い 広島死闘篇」で、狂気の沙汰で傍若無人に暴れまわる大友勝利役を演じて、我々の千葉ちゃんに対するイメージを一変させ、そして当たり役となった柳生十兵衛と服部半蔵役ではこれまでにないミラクル的な殺陣を披露し、また体育大学出身の身軽さを生かした空手映画の数々では並外れたアクションで私たちを楽しませてくれました。また、本人は深作欣二監督と高倉健に心酔し、映画製作にも並々ならぬ夢を持っていて生前に自ら書き上げたいくつかの脚本があり映画化の企画も進められていたとのことで、これらの夢を息子たちに託したそうで実現することを願っています。

「侍役者道 ~我が息子たちへ~」(千葉真一著 双葉社発行)

娘の車は、手ごろなお気に入りの車が見つかり、早速購入の契約を済ませて皆喜んでいます。今乗っている軽自動車は大きな故障もなく13年間お世話になりましたが、もうすぐお別れとなります。

プロレスのテレビ観戦では、応援している新日本プロレスのオカダ・カズチカが連日のIWGP世界ヘビー級選手権試合で驚異的な身体能力を余すところなく発揮し、ハラハラドキドキする大激闘に勝利して、観ているこちらも気分がスカッとしました。

嫌なことを忘れて楽しく心弾ませる時間はいつも早く過ぎてしまいます。この調子では今年も、時はますます早く流れていきそうです。