桃のいけばな
2022-03-05
桃の節句に合わせて、池坊華道の稽古では御玄猪に配り(又木)で桃の一種生けをしました。
生花(しょうか)の一種生け、二種生けは真の花器である竹の寸胴や行の花器である御玄猪に配りで活けるのが本来の池坊の形ですが、私が最初に長年習った先生の下では主に手軽な剣山を使っての稽古をしていました。今の先生に変わってから配りの猛特訓をやり、先生によって稽古の内容が違うのを痛感し大変勉強になっています。
今、頂き物の木蓮や桜、菜の花を手早く活けてサロンのカウンターに飾っています。明るい色の活け花が一足先に春を届けてくれています。(N)