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レンギョウの二重切り懸崖活け

2022-03-11

今年もレンギョウの季節になり、今朝の華道稽古では竹の二重切りに古典生花と言われる懸崖活けをしました。

タメの効かないレンギョウは、枝にある工夫を施して垂れ下がるようにカーブをつけて真を作り、体には小菊を、下段にはアイリスを活けました。

全長と横幅がそれぞれ1m以上ある大きな活け花を活けたまま持って帰るのですが、セダンの車ではトランクに寝かせて置くのがやっとのこと。帰宅して見てみると、カーブを付けた箇所のレンギョウの枝が折れ下がり、かろうじて皮がくっついていたので応急処置をして、オーバーサイズながらいつもの飾り棚に飾りました。

レンギョウの黄色の花は未だ蕾なので、これからの開花が楽しみです。(N)