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立花正風体

2022-04-17

花道のお稽古では月に一度は立花の稽古があります。

いつもの稽古は開館前の早朝に行っていますが、立花は活けるのに時間がかかり先生宅との往復の時間を足すと大体半日ほどを要するのでなるべく母が居る日にサロンをお願いして出かけています。

今回はコデマリや菊を使った立花の正風体でした。正風体は挿し口に決まりがあるので役枝の強弱と総合的なバランスを考えて活けていきます。活け方を覚えるにしたがって手もどんどん動くようになりました。

また、完成品は前後左右に振り出した枝のある大きな活け花で、置き場所や撮影する場所を考えなくてはなりませんが、楽しい作品になっています。(N)