山本美術館 > ブログ > 4月の茶道

4月の茶道

2022-04-21

先日は今月の茶道お稽古へ出かけました。

掛け軸が「茶は養生の仙薬なり」と書かれたものに変わっていました。これは、先生から鎌倉時代の臨済宗の僧である栄西が三代将軍・源実朝が二日酔いの時に茶を服すると二日酔いが軽くなり、同時に、自身の著書「喫茶養生記」を読むように勧めたそうですがその著書の冒頭に記されたもの、と説明を受けました。また、香合はご鍾馗様と虎が形取られたもの、茶花はアイリスが飾ってありました。

今月で炉の季節(11月~4月)が終わるので、先月に続き徒然棚の薄茶点前、薄茶の平点前、濃茶の棚点前に平点前と、4種類のお点前を稽古しました。長時間の稽古に腰と足が悲鳴をあげそうになりましたが充実した時間となりました。

来月からは夏仕様の風炉の季節になります。(N)