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自分たちで守る

2022-06-11

ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻は続き既に100日を超えた3日には、アメリカのブリンケン国務長官は「紛争を直ちに終わらせるよう求める」と、国連のグレーテス事務総長は「即時停止を改めて求める」と声明を発表しましたが、相変わらずプーチンのロシアは聞く耳持たずで紛争を長引かせています。現在は、ウクライナ東部の戦闘が激化している状況やロシアの黒海港湾封鎖によりウクライナの穀物輸出が滞り世界は穀物不足の状態が続くというニュース等が流れています。

先日、Amazonより「ハト派の嘘」(櫻井よしこ 高市早苗共著 産経新聞出版)を取り寄せて読みました。

ロシアのウクライナ侵略によりプーチンの戦争が始まり、国の内外で「力による現状変更」を平然と進めているロシアと変わらない習近平主席の専制主義国家・中国、核兵器とミサイル開発に体制の生き残りをかける金正恩朝鮮労働党総書記の独裁国・北朝鮮、それに紛争中のプーチン・ロシアの三国と隣り合わせの私達の日本。何時、これらの国からの侵略があってもおかしくありません。

櫻井、高市さんが提言しているように、今こそ真剣に、私たち国民一人ひとりが危機意識を高く持ち、躊躇することなく自分たちの国は自分たちで守る体制を一刻も早く確立して強くならなければならないと痛感します。

が、我が国の国家や国民の主権が侵される度に ‟遺憾に思う”としか言えない政府や、18歳女子学生との飲酒などが報道されている政治家の不祥事を見ると、何とも心悲しくなるばかりです。

 

「ハト派の嘘」(櫻井よしこ 高市早苗共著 産経新聞出版)