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久しぶりの美術鑑賞

2022-09-07

台風11号接近では携帯電話に市役所からの避難指示アラートが鳴ってびっくりしましが、幸い被害がなくてホッとしています。

先日2日は所用で諫早市内まで出かけた折、久しぶりに美術鑑賞しました。

諫早市美術・歴史館で開催されていた「異色COLLABO展」です。地元諫早出身でデザイン・洋画家の吉田大介さんの作品(31点)を主として、当館でもお世話になっている小﨑侃先生が版画(13点)、二人の友人である髙尾茂さんが洋画(油絵10点)を特別出品されていました。

吉田さんのデザイン画を観ていると何となく横尾忠則の作品を思い浮かべ、また油絵の髙尾さんは私が現役時代に職場が同じだった中島秀明元高校美術教諭に師事しているとのことで、タイミングよく中島先生も来館されていて何年かぶりでお会いし挨拶ができました。

長崎にちなんだ情景を描いた侃先生の作品の中では、長崎の端島を描いた「栄光〔軍艦島〕」や、諫早眼鏡橋を彫った「水きよき〔吉井勇歌〕」、また60号ほどの大作「唐人龍踊」などが目を惹きました。

コロナ感染拡大禍の中、近場ではありましたが良いものを見られて満足でした。