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庭木の添え木

2022-11-17

庭木で比較的成木になった「陽光桜」と「サルスベリ」の添え木をやり直しました。

両木とも、これまで台風による特に東からの暴風が吹きまくった時一回ずつ、片方の根が浮き上がるほど倒れ掛かったことがあります。その際、サルスベリは植えて半年ぐらいの時期だったので植木屋さんに頼んで直してもらい(八つ掛け支柱、3本の丸太で庭木を固定するやり方)、その10年くらい後の陽光桜の時は同級生の従兄とトラクターを使って引っ張り、自分たちで立て直し(八つ掛け支柱)ました。その後、両木ともなかなか浮き上がった根が元のようには根付かなくて、反対に時の経過とともにだんだん最初倒れた方向に傾いてきて、今年夏の台風の影響で傾きがひどくなってきました。

これらをきちんとするには人力では無理なことで重機を使うなど大掛かりとなり費用も掛かるので、倒れてしまったら仕方がないが何とか自分で出来ないかと考え、とりあえず「鳥居支柱」形式でやり直してみました。

それぞれの木の両側に2本の丸太を地面に打ち込んで、その上部に横木を通して番線で強く縛り固定し、横木に庭木をシュロ縄や番線を使って縛りました。素人ながら、支柱のバランスと強度は比較的良く取れましたが、庭木は番線で直接横木に括り付けたので、その部分の幹はかなり傷つきますが、当分はもてそうです。

今後、なるべく、激しい暴風雨や大型の台風は来てくれるなと願っています・・・。