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両親の中国旅行-(3)

2009-12-17

三日目、小雨模様の中を街の中国茶芸館へ。お茶の種類やお茶の上手ないれ方などの研修 (?) を受けて上海観光定番の古典名園・豫園へ移動します。ここも2回目ですが、今回はガイドの説明をよく聞いて庭の造りや建物などを確認しながら見て回り、その後、人出が多く賑やかな豫園商城を歩きました。

次に、肉まん小籠包の昼食をとって魯迅公園へ移動し散策です。すずかけの大木の並木通りとその落ち葉の大きさが印象的でした。それから、今回一番楽しみにしていた上海ヒルズ100階展望台に上りました。日本の森ビルが建設した世界一のフロアの高さを誇るビルディングです。 調子良く何にでも興味ある父母は、地上474メートルから360度眺望する景色は確かに壮大絶景だったが、一部ガラス張りの床を通して足元の下界を見ると思わず足がすくむ気分になったと言っています。ガイドによると、地元では建物の形が栓抜きに似ていることから‘栓抜きビル’とも呼ばれているそうです。地上に下りて、アジアを代表する国際金融都市・上海ウォール街の超高層ビル群を背にして全員で記念撮影の後、石彫り等の民芸品店へ。ここでは、若い男子店員のゴリ押しで横柄な態度に我慢を重ねていた父は、堪忍袋の緒が切れそうになったとのことです。

夜は上海雑技の観賞へ出かけ、フラフープ回し、女子の自転車乗り、椅子の梯子の演技、男女ペアによる布紐を使った空中遊泳、球体の檻の中での5台のバイクによる疾走など、どの技にもハラハラドキドキの連続で、母は何度も声をあげて観ていたそうです。 帰りは、ライトアップされた外灘のクラシックな建物群を車窓から眺めながらホテルへ向かいました。

1261008218_CIMG7507-1豫園の写真撮影スポットで

1261008218_img148上海ヒルズを見上げて(隣のビルの影も映りこんでいる)

1261008218_CIMG7513-1すずかけの大木の並木の下を

1261008218_img152上海雑技の出演者たちと記念撮影