「ご正忌さま」
2022-11-25
小学4年生になる姪との合同お誕生日会の夜は、「ご正忌報恩講法座」晩座に家内とお参りしました。
お寺の境内では、ライトアップされた樹齢400年を超える銀杏の大木が限りない葉を一面に黄色く染めながら光り輝き、参拝者を温かく迎えています。
「ご正忌報恩講法座」は親鸞聖人の祥月命日(1262年11月28日ご往生)の前後につとめる法要で、浄土真宗の門徒が一年間で最も大切にする仏事と教えられています。
今回のご講師は山口県下松市からのお客僧でした。 50名余りの参拝者で「讃仏偈」を唱えて法話を聴きました。
また、法座の終りには若院さん(ご住職の長男)のご紹介もありました。改めて、私たちを分け隔てなく救ってくださる‟阿弥陀如来”の仏さま、また私共の親や先達のお蔭で念仏の教えに遭い、‟南無阿弥陀仏”と生きる拠りどころを教えてくださったその恩に報い、何事にも心深く感謝の気持ちを持ちながら生きていこうと誓ったお参りとなりました。
如来大悲の恩徳は
身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も
骨をくだきても謝すべし (恩徳讃)