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師走も中旬

2022-12-13

師走も早や中旬に入り、日毎に冷たさが増してきています。

日曜日夜にテレビBS朝日の「ワールドプロレスリングリターンズ」を観ていたら、新日本プロレスのエースのオカダ・カズチカが試合後にマイクを握り、アントニオ猪木を偲んでリング上から会場の観客に対して猪木ばりに「元気ですかーっ!」と呼び掛けマイクパフォーマンスするシーンがありました。

そのアントニオ猪木に関する単行本「‟闘魂”を50年撮り続けた写真家の記憶と記録」の『「猪木」』(原悦生 写真・著 辰巳出版株式会社発行) を入手し、今読み始めているところです。

帯の裏面にあるような、「新日本プロレスの旗上げシリーズ、モハメド・アリとの‟世紀の一戦”、BI砲が復活した夢のオールスター戦、第1回IWGP舌出し失神事件、ロマンに満ちた巌流島の死闘、常識を覆したソ連とのスポーツ外交、感動的だったイラク人の人質解放劇、キューバのカストロ議長との涙の会議、北朝鮮で開催された『平和の祭典』、コロッセオに消えていった引退試合etc」等々、猪木に関するいろいろな出来事の裏事情が初めて見る写真と共に記してあります。

特に、猪木の日本を離れた外地でプロレスラーとして、また国会議員としての活躍はあまり知りませんので、彼の身近に50年もの長い間一緒にいた著者が撮った写真を見たり、そして感じたりしたことを読むのが楽しみです。

 

『「猪木」』(原悦生 写真・著 辰巳出版株式会社発行)