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お墓の掃除

2022-12-27

お正月を迎えるにあたり、天気快晴となった午前中はお墓掃除を済ませました。

いつものように四か所を駆け足で回りますが、今回も墓の入り口などに冬草が茂っていたり、古い山本本家の墓石には苔が生えたりしていて、それらを鎌で刈ったり削いだりするのに手間取りました。

中でも、橘神社隣りの城山墓地には自分の家の墓、おふくろの母方関係の墓石が2基、山本本家の墓、千々石海岸に近い塩谷地区の斜面にはやはりおふくろの父方関係の墓石が3基と海の丸石のような物3個が一緒に並べてあります。

おふくろの生存中に母方父方それぞれ誰の墓か、誰が眠っているのか訊いても、おふくろの答えはいつも曖昧ではっきりとは知らないようでした。これらの周りにはそれぞれきちんと区画して今様のお墓が建っていて、私の所だけが土の上に古いままの状態で残っています。

常々、この2か所の墓仕舞いについてどうしたものかと考えていますが、私もおふくろの関係と言っても誰の遺骨か判らないものを自分の墓には入れたくないし、私と家内が生きている間はきちんと墓守をしますが、娘達には私たちが亡くなった後はこの二つは無縁仏になってもいいから、と話しています。

息子が眠る(=娘達の弟) 自分の家の墓と、できれば本家の墓を守っていってくれれば、それ以上望むのは娘達にとって酷だと思っています。