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吉報 & 訃報・・・。

2023-01-13

先日夜、長崎市内にいる小学6年生の孫息子から、弾んだ声で「速達(便)が来て、‟合格”だよ」と、家内の携帯に電話が入りました。

昨年夏休みに、家内が「諫早の○○君も塾に行っているから、○○君も附属中学に行ける(進学する)よう塾に入って頑張ってみたら。」と勧めていました。

両親も本気になって、現状の学力がどれくらいかとネットの学年模試を受験させたところ「努力が必要」との評価で、小学校で常に上位の成績を収めていた本人は相当ガッカリしていたそうです。それ以降、俄然やる気を出して学習に取り組み、受験前には定員(30数名)の補欠ラインのレベル位までは到達したとのことでした。

孫息子は、試験前夜は緊張から寝不足してしまい「あ~あ、眠たい」と言いながら出かけたそうで、私共も気になっていたのですが、結果に拍手喝采です。

そして、私共がいい気持になって眠ったその夜の日付が変わった頃、娘(館長)の携帯に福岡市に住む早逝した私の妹が残した長男から「父死す」のメールが届きました。

妹の連れ合いは私と同年の温厚な性格で、妹亡き後は3歳だった一人息子を私の母のフォローを得ながら大学を卒業するまで育て上げて、その息子は現在、福岡市内で親子5人の家庭を持ち、子育ての真っ最中です。

また、小浜町でずーっと一人暮らしを続けていましたが昨年の今頃、10年前に発症した病気の影響で一人での生活が限界にきているから、訪問介護職員さんの紹介で介護老人ホームに入居すると挨拶にきました。入居後はコロナ禍で私達も気になりながらも会えずにいて、昨年末から体調が急変してきており、今回、諫早市内の病院へ緊急搬送されて一週間後のことでした。

また、一昨年には出身地・西有家町にあるお寺の納骨堂スペースの一部を求め、実家のお墓に納骨していた妻(私の妹)の遺骨を私共と一緒にそこに移して、今度納骨堂で夫婦二人仲良く眠ることになりました。

亡くなったのは残念ですが、今頃はお浄土で33年余りにわたり逢うのを待っていた妻と、そして両親と兄貴さん、それに私のおふくろや息子たちと再会し、いろいろと語り合っていることと思います。仏と成った彼らの姿が目に浮かぶようです。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 合掌 !!