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久しぶりに、マカロニ西部劇

2023-01-21

大寒の日の昨夜、マカロニウエスタンの貴公子と称されて人気があったジュリアーノ・ジェンマの「夕陽の用心棒」DVD、久しぶりに鑑賞しました。

ジェンマがモンゴメリー・ウッドのアメリカ人名で初めて主演したマカロニ西部劇で、彼を一躍スターダムに押し上げた作品と言われています。

ジェンマの明るいさわやかさと、悪役のフェルナンド・サンチョがはまり役、またマカロニファンにはお馴染みのエンリオ・モリコーネの音楽、監督はドゥッチオ・テッサリ。役者が揃って(?)、といっても後で知ったことですが、面白くないはずがありません。

ストーリーはメキシコ人野盗のサンチョ一味が町の銀行を襲い10万ドルを強奪。町の保安官は早撃ちガンマンのリンゴ(ジェンマ)を雇い、郊外の牧場に隠れているサンチョ一味に入り込ませてお金を取り戻そうとします。首尾よく一味に潜り込んだリンゴは次々と得意の早撃ちで悪(野盗)たちを倒して、礼金の3万ドルを手にして去っていく、というもの。

マカロニウエスタンのどろどろした残酷描写が無くて、観終わってスカッとしました。

 

DVD「夕陽の用心棒」のジャケット