水仙の立花(変化形)
2023-02-11
今月最初の池坊華道の稽古では水仙の立花を練習しました。
初めて桔梗口花入れに「こみわら」を使用しての立花です。こみわらとは立花や立華(たてはな)で,花器のなかに入れて花材を立てるために用いる束ねた藁のことですが、現在はプラスチック製の細いストローのようなものが代用品として売られていて、腐らずに何度も利用できるので便利です。
去年は正風体を活けましたが、今年は変化形で幾分役枝が少なく、葉や花に一本ずつワイヤーを通す下準備も自主練習をしていたのでかなり早くできました。この水仙の立花を教えることができる先生は、長崎県内では私が習っている先生しかいないとのこと。京都で行われる特別研究に通わずして普段のお稽古で教授頂けるので、完璧に習得できるよう何度も練習に励みたいと思います。(N)