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亀に椿の生花変化形

2023-03-25

今年も根付の亀という花器に椿の生花変化形を活けました。

違い棚や地袋の上に置くこのお生花(しょうか)は昨年新しく習った形の活け方で、椿がふんだんに入手できるこの時期にやっておきたい稽古です。

必要な枝は真・副・体の3本のみですが、たくさんの枝を準備して、その中から役枝を探していくのに時間を要します。そして真は副を向けて横に流し、副を向き合わせて入れます。体には花が一輪付いた枝で格好の良いものを選別して花がポロリと落ちない工夫を施して完成です。

お蔭様で、昨年より短時間で自分でも納得できる活け花が出来上がりました。(N)