親鸞さま
今日から4月の始まり。
本日は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のお生まれになった日(旧暦、新暦では5月21日)です。1173(承安3)年に誕生されてから今年は50年に一度の節目に営む記念の親鸞聖人生誕850年・立教開宗800年を祝う「慶讃法要」が京都の浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺で始まっています。
私達が住む島原半島の浄土真宗本願寺派島原地区寺院連合(構成28)の内12のお寺からも、門徒の皆さん70名余りが合同でバス2台を仕立て、明日から二泊三日の行程で参拝します。私は残念ながら別の所用があって参拝できません。次の50年後の記念法要の時、親鸞さまの教えを受けた私は清らかで悩みも苦しみもなく、幸せに満ちた阿弥陀仏の西方極楽浄土の世界にいます。子供たちの年齢の生涯では難しいですが、できれば6人いる孫たちの誰かが私の意を継いで記念法要にお参りしてくれたらと思ったりもしています。
今朝の仏教老人大学でも関連したお話を拝聴しました。また、今から半世紀以上前にコロンビアレコードからリリースされた島倉千代子が唄った「しんらんさま」の歌もあります。 (作詞 : 滝田常晴 作曲 : 古関裕而)
1、そよかぜわたる あさのまど
はたらく手のひら あわせつつ
南無阿弥陀仏 となえれば
しんらんさまは にこやかに
わたしのとなりに いらっしゃる
2、きらめく夜空 星のかげ
あらしに消えても かくれても
南無阿弥陀仏 となえれば
しんらんさまは ともしびを
わたしのゆくてに かざされる
3、この世の旅の あけくれに
さびしいいのちを なげくとき
南無阿弥陀仏 となえれば
しんらんさまは よりそって
わたしの手をとり あゆまれる