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初めて知った「骨卒中」

2023-06-07

先日、家内宛てに送ってきた健康情報誌を手に取り何気なくページを捲っていたら、「骨卒中」という文字が目に留まりました。初めて知る言葉です。

歳を取ってからの骨折は全身の体力低下につながり、要介護や寝たきりの原因になりやすいことから「骨卒中」と呼ばれていて、脳卒中と同じくらい危険だそうです。

高齢者は特に肩、手首、背骨、足のつけ根を骨折しやすく、また一度骨折すると繰り返す癖があるとのことでした。

そして、骨卒中の最大原因は‟骨粗しょう症”で、骨粗しょう症は親子で遺伝することが確認されていて、女性に多い疾患であるが、70歳を過ぎると男性も増加するそうです。

骨粗しょう症のサインとしては「若い頃より身長が3㎝以上縮んだ」、「ちょっとした動作で背中や腰が痛む」、「背中や腰が曲がってきた」の3点。この内一つでも思い当たることがあれば、体重と年齢を使った測定数値で危険度をチェックする方式が紹介してあります。

また、骨卒中にならないためには転倒予防と丈夫な骨づくりが大切で、実践したい3つのポイントとして「家の中での転倒リスクを減らす(特に転びやすい段差、水まわり、マット)」、「骨を丈夫にする食事を摂る(カルシウム、ビタミンD、たんぱく質、ビタミンK)」、「ちょこっとした運動をコツコツやる(片足立ち、スクワット)」ことが挙げてあります。

これを読んで我が身を思うに、昨年の今頃は石垣から飛び降りてバランスを崩し倒れて右肩を強打し、ひと月以上も痛みが続いたこと。おふくろが晩年に骨粗しょう症で膝が痛いとよく言っていたこと。近年は自身の身長が1㎝以上縮んできたことや、外部の庭作業後には体全体が疲れてなかなか回復しないこと等が多くなってきています。

幸い、この測定方法に則った骨の危険度ではまだまだ健康で安心しましたが、改めて丈夫な骨づくりを心がけたいと思います。

 

骨粗しょう症の危険度測定方法

 (0.2×体重㎏) - (0.2×年齢) = 数値

数値 が-4未満は 「危険度 大」、 -4 から -1 は 「危険度 中」、 0以上は「危険度 小」