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7月の茶道

2023-07-11

朝から大雨が降った休館日の咋日午後からは茶道のお稽古に出かけました。

ムクゲの茶花が何とも涼やかで、掛花には淡紫色の小さな花が可愛らしいイセハナビ(伊勢花火)と飾られていました。今日は丸卓棚を使った濃茶点前と薄茶の葉蓋点前でしたが、稽古中にパンパンと小さな音が聞こえた後、何かしら物が落ちたような音がしました。音がした床の間の方へ行ってみると、イセハナビの実が割れて種が飛び出して畳の上に落ちています。本当に花火のような音を出すからイセハナビと言うのだと実感できる出来事でした。

お稽古の後は、先生と知人から諫早市内の欧風レストランで私の誕生日のお祝会をして頂きました。先生とこのレストランのオーナーシェフのお母様とは、以前、茶道の稽古仲間だったこともありこのお店になりましたが、シェフから「母は90歳になった今も元気にお茶を点てています」とお聞きしました。

お稽古にお誕生日会にと、先生方にたいへんお世話になって、本当にありがとうございました。(N)