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金次郎さんの歌

2023-08-17

今年のお盆休み期間中には台風7号が近畿地方に上陸、縦断して、近畿のみならず中国・東海地方にも暴風や記録的な大雨をもたらし各地に大きな被害が発生しています。

そんなニュースを見ながら、ふと何故か、小学校唱歌の二宮金次郎の歌が頭に浮かび、口ずさんでみました。

   二宮金次郎の歌

    1.  柴刈り 縄ない 草鞋をつくり

      親の手を助け 弟を世話し

      兄弟仲よく 孝行つくす

      手本は二宮金次郎

    2. 骨身を惜まず 仕事をはげみ

      夜なべ済まして 手習読書

      せわしい中にも 撓まず学ぶ

      手本は二宮金次郎

    3.  家業大事に 費をはぶき

      少しの物をも 粗末にせずに

      遂には身を立て 人をもすくう

      手本は二宮金次郎

薪を背負い歩きながら本を読む少年の像で知られる二宮金次郎は、江戸時代後期に農村の復興に尽力し、道徳と経済の両立を説いた「報徳思想」を唱えて、農民を指導した農政家・思想家として知られています。3、4年前には映画も創られましたが、残念ながら映画は観ていません。

台風の被害ニュースと金次郎さんとはあまり関係ないようですが、被害地の一日も早い復旧を願っております。