山本美術館 > ブログ > オランダ旅行記-(4) ダイヤモンド美術館

オランダ旅行記-(4) ダイヤモンド美術館

2010-01-06

アムステルダム国立美術館から次のゴッホ美術館まで歩く道すがら、「ダイヤモンド美術館」という看板が目に留まり入ってみました。

オランダ・アムステルダムは世界的なダイヤモンドの研磨加工地で、特にブリリアント・カットの技術は400年の歴史を持つそうです。

このコスター・ダイヤモンドは、312面のブリリアント・カットに成功し、英国王室の王冠を飾るダイヤモンドの再研磨も行った老舗店です。カッティングセンターでは実際に研磨から加工までの工程が見学でき、最初に、カッティングされたルース(裸石)を見せながら4つのC(カラット・カラー・クラリティ・カット)について説明がありました。その後、磨きこまれた石にデザインを施しキラキラと眩いばかりに女心を誘うように光り輝くたくさんの宝石作品を鑑賞しました。

私も宝飾品は大好きで、特にダイヤモンドは日本より安く購入できると勧められると、ついつい甘い誘惑に負けそうになりましたが、自身の立場と財布の中身をよーく自分の胸の中に止め、ため息を漏らしつつも楽しく小一時間ほど過ごしました。

アムステルダムは世界のダイヤモンドの原石が集結し、研磨されカッティングされて、また世界中に散らばっていくポイント地点との説明です。

1262738263_img180